瞑想をすると、記憶力・集中力が上がり、ウツの改善・認知症の予防にもなります。
サラッと書きましたが凄く嬉しい効果が期待できるんです。
これらの事を重々承知していても、それでも私は瞑想がとっても苦手で長く座ってられませんでした。
なので、瞑想苦手な方の気持ちがよく分かります。
瞑想が本当にいいのかどうか、イマイチわからん。
そもそも集中できないし。
やる事いっぱいで座ってる場合じゃないし…などなど。
でも、そこで目を閉じて1分座って
「今日はこれから何やるんだっけ…」と問いてみる。
すると
あっ!こっちを先にした方がいいよね、とか
あれもやらなきゃ、忘れてた。
とか整ってきます。
瞑想をしていて、仕事のいいアイデアが浮かぶ事もよくあります。
必死で家中を探していて、どうしても見つからなかった物が、探すのやめて(井上陽水さんじゃないけど)瞑想して「絶対捨ててないよね」と思った瞬間に、あっ!あそこに仕舞ってる。と思い出し瞑想が終わって、その棚を開けた瞬間見つけた事もあります。
まぁ、これはよくある事だと陽水さんもおっしゃってますが^ – ^
昨年、瞑想していて母が言った事をまた思い出しました。
私ばっかりがお使いに行かされていると不満に思っていたその当時の私は、「何々買ってきて」と言われたら「またか」と思ってました。
ある日、母が突然
「あんた、なんでそんな嫌な顔すんの?お使い頼んだらホンマに嫌な顔するやん。どうせ絶対やらなアカン事なんやから、もっと気持ち良くお使いに行くこと出来ひんか!」
と怒鳴り始めました。
えっ〜!
なにそれ。
ホンマにイヤなんやもん。
いっつも夢中でマンガや本読んでる途中で言うてくるやん。
ホンマは行きたないねん!
とは、いつものように心で思ってるだけで、口には出せないんですが…
「へぃ、喜んで」
ってなる訳ないやん、がその当時の私でした。
中学生にもなっていて、未熟だったんです。
言い訳でもなんでもなく、事実そうだったんです。
そして今なお、人として未熟です。
母が言ったことは正しいです。
その通りだと思います。
いまも仕事で絶対やらなきゃいけないことを、ついやりたくないなぁと思ってしまう私がいて…
母の言葉を思い出してからは、
イヤだと口に出して言わないように、さらに出来ればニッコリ笑ってやるように心がけています。
そもそも、当時学校から帰って
「今日は何か手伝うことある?」と、先にこっちから聞けばよかったやん、と今更ながら悔やまれます。
もう10年以上も前に母は亡くなっているので、悔やんでもしょうがないんですが、、、
しかしその当時の母の立場や周りの環境を、瞑想をしていて改めて思い巡らした事は大きな進歩でした。
特に「記憶を探る」というテーマで瞑想を行っていると、今まで自分に関わってきた人達に新たにまた感謝がうまれてきます。
46年前にヨーガと出会って、身体は大変改善しました。
いろいろ具合の悪い所は、ほぼ無くなりました。
でも、もしかしたらヨーガをやってなくても医学の進歩で身体の改善はあったかもしれません。
しかし間違いなく言える事は、もしヨーガと出会ってなかったら、こんなに自分の身体と心に向き合う時間を持つことはありませんでした。
自分の身体を見つめて、このアーサナをやればいいんじゃないかなぁと思ってやる。
すると結果が出る。
瞑想を行う。
すると、いかに自分が自己中であったかがわかってくる。
そして、考えが偏っている事やいろんな物事に配慮が欠けているのもわかってきました。
ヨーガで自分を知る。
まだまだ道半ばですが、これが大きな一歩です。
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