先日、健康診断に行ってきました。
50才の時に受けて以来13年ぶりです。
たまには受けたら、と友人にもキツく言われ、渋々行ってきました。
血液検査・血圧測定・尿と便検査・胸部レントゲン検査・身体測定。
10日ほどで結果が出ますと言われ、後日なんだかドキドキしながら結果を聞きに行きました。
「血液検査、全く問題ないですね。
血圧も110の62で大丈夫です。
便検査も異常ないですよ。
レントゲンの結果はお盆休み明けになるので、まだわからないですが、
ただ尿に血液反応があったので、再度尿検査をしましょう」
「えっ?尿に血が混じってるんですか…
あのぉ、それってどんな病気が考えられますか?」
「まぁ、年齢的に考えると癌とか」
はぁ…癌…
50年前に父が胃癌で亡くなった時、お医者さまから当人に対しての告知ももちろんなく、家族全員が父にひた隠しに隠していた癌という病名を、いともカンタンにおっしゃる。
そうなんですか…
時代はそういう事なんだ。
しかしなんだか釈然としないまま、
でも当然、再度尿検査をしていただきました。
「この結果が出る時にはレントゲンの結果も出てますよ」
「はい、よろしくお願いします」
また一週間後、結果を聞きに行きました。
「今回の尿検査の結果は異常なかったです」
「よかった、ありがとうございます」
「でも胸部レントゲンで、肺に影があるのでCTを受けてください」
「はぁ?」
こんどは肺かい。
もちろん、
どんな病気が考えられますか?とは絶対聞かず、紹介状をもらってまた別の大きな病院に行きました。
佐保田先生も、
いくらヨーガをやっていても病気になる事はあります、とおっしゃってました。
もちろん、そうです。
もし何かの病気だったとしても、この経験が生徒さんのお役に立てるかもとも思いました。
しかし凹むなぁ
肺に影…
あれ?なんか聞いた事ある。
そういえば、13年前に健康診断を受けた時、レントゲンで肺に影がある、って言われた。
知らない間に結核になっていて、自然に治ってる治癒型結核?っていうような事言われたのを思い出しました。
でも、そんな昔の影がいまもまだ残ってるのかなぁ…
CTの検査は朝8:30に病院に入って、結果がでたのが午後3時でした。
病院の先生は、大変長く待たせて申し訳ありませんでした、とおっしゃったあと、
「とても怖い思いをさせましたよね。
癌ではなかったですよ」と言ってくださいました。
「わぁ〜ありがとうございます。
ホッとしました」
「でも、この影は経過観察が必要です。
大きくなってないか、増えてないかとみなくてはいけませんね。
3ヶ月後にまたCTを撮りましょう」
「はい、お願いします」
優しい、本当に。
患者さんに寄り添っていらっしゃるお医者さまだと思いました。
父が亡くなった時、当時小学6年生の私は、
もし自分が癌になっても、絶対に知りたくないし教えないでほしい、と強く思いました。
我慢強い父が、病院のベッドであんなに苦しんでいる、私の記憶は鮮明です。
いまはテレビで、
2人に1人は癌になる時代、と言ってます。
時代は変わって、お医者さまが簡単に癌、という言葉をおっしゃる。
いろんな事を考えた夏でした。
でも一番強く思ったのが、
もっともっとヨーガをやろう。
心も身体も弱っちくて、まだまだ精進が足りんぞ!
佐保田先生にほんの少しでも近づいて、目標88才を元気に超えます。
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