呼吸を整えて健康に

心身を健やかに保つにはしっかりした呼吸が大切、と言われていますが、息は普段当たり前にしているもの……それが大事とはいったいどういうことなのでしょう。

健康のために呼吸を意識する

どのように意識する?

自分がどんな息をしているか、日頃意識していますか?息をするのは当たり前なのだからそんなことは考えたこともない、という方もいるかもしれません。

普段何気なく行っている「息をすること」に気持ちを向けながら、吸ったり吐いたりしてみましょう。

意識が向けづらいと感じた場合は、目を閉じて背中をまっすぐにして、鼻からしっかりと吸ってゆっくりと吐いてみます。

意識して気がつくこと

気持ちを向けて、何か気がついたことはありますか。深さや長さをしっかりと感じた方もいれば、何をどう観察したら良いか、よくわからないと思った方もいるでしょう。

たとえば、時間に遅れると思って急に走った時や、階段をたくさん上った時などに、息があがって短くなっていることは簡単に思い当たるのではないでしょうか。日ごろランニング等をしている方は、息のリズムを感じながら行っていたりするでしょう。心の状態と合わせて観察することもわかりやすいかもしれません。怒っている時や、焦っている時は呼吸が早くなりがちです。穏やかな気持ちの時はゆったりとした息をしています。

健康につながる呼吸

しっかり息が出来ていないと

呼吸が浅くなっていたり十分に空気が取り込めていなかったりする時は、なかなか寝付きにくくなったり、自律神経のバランスが乱れがちになります。逆もしかりで、心身の不調から呼吸が浅く短くなってしまうこともあります。しっかり息をしないと不調を引きを起こすこともあるほど、呼吸を整えることは重要なのです。

息を整えるといいことが

心身の調子を整え健康な状態にするために、簡単に意識して取り組めることとして『呼吸』があります。寝つきが悪いとき、心が苛立つとき、気が急いているときなどに、ゆったりとした呼吸をすることで、次第に心が落ち着いてくるでしょう。ゆったりとした息が習慣になると気持ちの穏やかな状態が保てるようになってきます。ストレスも軽減され、表情が和らいでくるはずです。

また、心の変化だけでなく、体調にも良い影響があるでしょう。内臓の機能が活性化され、コリなどもほぐれてきます。そして手先足先の血行が良くなり、冷えが改善されてきます。頭にしっかり酸素が供給されるので、頭もすっきり、集中力も高まってきます。そして代謝も徐々に上がってきて、体もすっきりしてくるかもしれません。いいことずくめの効果を考えると、息をととのえることの重要性がお分かりいただけるかと思います。

呼吸を鍛えてより健康に

まずは心がけてみる

始めに述べたように息を意識しながら、ゆったりと長く吸ったり吐いたりしてみましょう。習慣になるまでは、折に触れ、思い出した時に意識しながら深く呼吸をしてみるなど、無理なく行うようにしましょう。

また、例えば深い呼吸をしようとしたときに自然と背筋が伸びるように、姿勢を正すことも大切です。背筋を伸ばして、日ごろからいい姿勢で過ごすことを心掛けることで、息も気持ちよく深く長くしやすくなってくるでしょう。

日常生活で出来ること

手軽な方法として、アロマテラピーなどで香りを使って深い呼吸に意識を導く方法もあります。また有酸素運動で、肺活量を高めることも息を長くするために有効でしょう。意識をしながらウォーキングやランニングなどを行うことで、心肺機能が改善されてきます。

ヨガも効果的

姿勢を正しながら、自然と呼吸に意識を向けられることとして、ヨガも非常におすすめです。ヨガには様々な呼吸法があり、またポーズを行う際にも呼吸と連動しながら動くため、自然に息も心身も整えていくことができるのです。

体も心も健やかな状態にし、より快適で楽しい日々を過ごしていきたいですね。

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