一木ヨーガスタジオ YouTubeチャンネルはこちら

2025年12月 バランスのアーサナ

2025年12月

今月のテーマはバランスのアーサナです。
私は65歳を過ぎた頃からバランスのアーサナが少しずつ苦手になってきました。
それまでバランスのアーサナは、私にとってどちらかといえば得意なアーサナでした。

身体がとっても硬くて前屈も反りも何もかもが辛くて苦手だった私には、バランスのアーサナだけが唯一なんとか保つことが出来たアーサナでした。しかしこの年になって体幹が緩んできたためか(コロナ禍での2度の脱水を伴う熱中症になって体重が5㎏近く減った事も要因の一つかと)バランスのアーサナでふらつくようになってきました。

最後まで自分一人でしっかり歩くためには、内臓と骨格を支えている体幹を鍛える事が絶対に不可欠です。
バランスのアーサナは必ず体幹を鍛えてくれます。

佐保田先生は「あなたにとって苦手なアーサナは、あなたにとって必要なアーサナです」と仰ってました。
佐保田先生、ありがとうございます。間違いなく今の私にとってバランスのアーサナは最も必要なアーサナです。
今月も先生方のお話しを読んでからバランスのアーサナをやっていきましょう。

布施幸子先生 (立木のポーズで身体の内側に意識が向き、集中力が高まる)

片足で保つバランスのポーズは、以前から苦手ではありましたが、何とか出来ていました。 昨年、立木のポーズをしたところ、足がズリズリ下がり、身体はゆらゆらして、保てなくなってしまいました。 筋肉の衰え、身体の歪み等、原因は色々あると思いますが、無意識に保っていたバランスのポーズを、身体の内側を観察しながら練習しました。
足の裏の使い方、体重の乗せ方、腹筋や臀筋の使い方、身体の力の抜き方など、コツがつかめてきました。 バランスのポーズを行うことにより、身体の内側に意識が向き、集中力が高まると思います。 年齢を重ねた今、必要なアーサナだと感じています。

田口晶子先生(集中力アップ)

出来る出来ないに関係なく、どのバランスのアーサナも他のことを考えず今の身体だけに集中できるのが気に入ってます。
片足のバランスでは、足の親指と小指の付け根、踵を床に押し当てることや脚の内側の引き締めを意識すると保ちやすいと感じます。またどのバランスも下腹部に意識を向けると身体の芯が整って安定するように思います。
でも考え過ぎると余分な力みが入り硬くなってしまうので、もっと自然に全身のバランスが取れるよう目指したいです。

山田絵美先生 (気持ちの切り替え)

何をするにもいろいろ気が散りがちで、集中が続かないことが多かったのですが、近年だいぶましになってきました。バランスのポーズで目の前のことに集中する力が少しずつ養われてきた気がします。 あれこれ考えがちな時、バランス系のアーサナをすると気持ちが落ち着く感じがします。

引野和弥先生 (舟のポーズ・筋力アップ)

高く長くバランスを保つことを苦手としていますが、毎日少しずつ行うことで変化が見えている気がしています。私は太腿にとても効いている感覚があり筋力アップを目指しています。

一木(体幹を鍛える)

今まで私が毎日の習慣としてやっていたアーサナの中には、バランスのアーサナは一つもありませんでした。
あえて毎日やらなくても難なく出来ていたので、私の中の必須アーサナには入ってなかったんです。
それが2度の脱水を伴う熱中症になって体重が5㎏近く減ってからはバランスのアーサナがふらついてちゃんと出来なくなってきて焦りました。5㎏も体重が減ったというのは、脂肪の減少ではなく筋肉が減って体幹も衰えたという事なんです。
とにかく人前でちゃんとバランスのアーサナが出来るようにならなきゃいけない、もっと体幹を鍛えるためにバランスのアーサナは不可欠と思うようになり、いまでは必ず1つか2つは行うようにしています。ほぼ毎日バランスのアーサナをやるようになっていろんな発見がありました。同じアーサナが難なくできる日と、なぜか全く話にならないぐらいふらつく日があること。
また身体のどこに意識を向けて行えばより安定して保つことが出来るか、などバランスのアーサナによって変わることもわかってきました。バランスのアーサナでもっと体幹を鍛え、最後まで自分の足で歩けるように、これからも毎日のヨーガにバランスのアーサナを加えてやっていきます。

●重要ポイント●
反る事で視点が動くので、集中してゆっくりと動作を行う。

ナマスカーラ・アーサナ(礼拝のポーズ)

方法

  1. ターダ・アーサナ(山のポーズ)で立ちます。
    (ターダ・アーサナ:つま先からかかとまでピッタリと揃えて立ちます。両膝の裏はしっかり伸ばし、背中も真っすぐに立てます。顎は少し引いて胸部を広げ、腹部を引き締めます。両足の裏に均等に体重をかけ、肩の力は抜いて両腕は体側に自然に沿わせておきます)
  2.  右足に重心をかけて、左膝を曲げ左足先を右足の付け根の前に持ってきて組みます。
  3.  胸の前で合掌をして親指を鼻の傍にもってきます。
  4.  親指が鼻の傍から離れないようにして、息を吸いながら後ろに反っていきます。
  5.  吸ったり吐いたり十分に反って保った後、息を吸いながら3に戻って左足をマットに下し合掌の手も解き楽にします。
  6. しばらく休んだ後、反対側も同様に行います。

効果

  • 足の関節(足首・膝・股関節)を柔軟にして、血液・リンパの流れを良くします。
  • 体幹を鍛えます。
  • 集中力を高め、バランス感覚も養います。