自分で言うのもおこがましいですが、私の良いところは「視力」です。
唯一自慢できるところです。
今年70才になりますが、裸眼で両眼とも1.0以上あります。
でも7年ほど前に、左眼に黄斑前膜が見つかって、それ以来、年に2回は眼の検診に行ってます。
昨年12月、そろそろ眼の検診に行っとくか、といつもの眼科に行ったところ、左眼の眼圧が爆上がりしているのが見つかりました。数値的には普段の3倍以上です。
眼圧が上がると何が良くないかというと、それを放っておくと緑内障になって視野が欠けてきます。(欠けた視野はどうやっても取り戻す事はできません)
更に爆上がりすると視神経まで影響を及ぼす可能性がある事です。
また今回こんなにも爆上がりしているのに、私には自覚症状が全く無かった事がさらに発見を遅らせて緑内障を進行させたりします。(みなさん!眼圧は通常値を超えて高くなっても全く自覚症状はないですよ)
私の場合、たまたま検診に行った事が本当にラッキーでした。
とにかく飲み薬と点眼でなんとか眼圧は下がったんですが、、、
病院を替えて、もう一度診てもらう事にしました。
すると躊躇なく、
「一木さん、緊急手術です」と言われました。
え〜〜〜っ!です。
「すぐに手術日押さえて」とお医者さま(これ以降は先生と呼びます)からの指示で看護師さんが日にちを押さえてくださいました。
(もちろん私に、いついつご予定いかがですか?などの打診はないです)
緊急手術と言われましたが、私の手術は約3週間後になりました。それまでは点眼で眼圧が上がるのをセーブします。
とっても人気のある先生で、通常の手術なら3~4ヶ月は待たなきゃいけない、という事を後で知って、それなのに私は3週間後にやってもらえるんだと本当に感謝しました。
手術内容は普通に白内障の手術です。
なんの心配もないです。
視力は裸眼で1.0以上あるんですが年相応の白内障があり、その影響で私の水晶体に厚みが出てきて、その厚みで眼の中の圧が上がる。なのでそのレンズを替えれば眼圧は下がると思われる、というご説明で納得しました。
まずは左眼の手術です。
(左眼が爆上がりした方です)
1/22(月)にやっていただきました。今までの人生で全身麻酔や部分麻酔での手術は3回経験してますが、眼は初めてでドキドキしました。
でも先生も本当に優しくて、いろんな質問にもきっちり答えていただけるし、看護師さんも全員めっちゃ優しくて安心してお任せできました。
手術当日は私がその日最後の患者だったようで、手術ガウンに着替え手術室前の椅子に座り、足をブラブラさせて待っていたら、看護師さんが
「前の方の手術が伸びていて、ずいぶん待たせているけど大丈夫ですか?」とか
「一木さんは緊急オペだったから最後になったけど、前の方とは手術内容が違うから、あなたはこんなに時間はかかりませんよ」とか
ドキドキしてるだろう初心者の私に何度も声をかけに来てくださったりで、とっても心強かったです。
いよいよ私の番がきました。
左眼は閉じないように器具を付けられます。
右眼はカバーを掛けて塞がれます。
痛みは全く無く、時々先生からの「順調ですよ」との声かけで不安感がふぁ〜と無くなります。
手術は短時間で無事終わりました。先生が
「一木さん目を開けて、ゆっくり起きてください」と仰ったんですが、
「あ〜〜っ!先生。すみません。
口、開けてしまいました…」
目を開けようとしたのに、口が大きく開いて目が開かん…
異常に緊張してたのね。
もぉ〜どうなってるの
手術チェアーの上で笑いが止まらん。
恥ずかしい…
40才以上のみなさん、
眼の検診、行きなはれや〜
つづく
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