頭部MRI検査やMRA検査を行なっても何も異常が見つからない、なのに頻繁に起こる頭痛(一次性頭痛)で悩んでいらっしゃる方が近年大変増えています。
そんな頭痛の中でも特に片頭痛を和らげる方法をご紹介しましょう。
片頭痛を和らげる対処法3選
ペインクリニック
ペインクリニックではまず頭痛の種類を問診によって診断していきます。
そして予防療法としての投薬(効果の有無を判定するために約2ヶ月。その薬での改善が見られなかった場合は患者さんに合った薬に出会うまで順次処方を変更します)
そして頭痛発作が出た時に緩和するための頓挫治療(鎮痛薬)及び各種ブロック注射などを行うのが一般的です。
片頭痛を改善するための治療費は投薬やブロック注射の有無などにより変わります。
鍼治療
鍼での治療は、片頭痛を改善するにあたって頸肩部の筋群と咀嚼筋の緊張を緩和するための鍼を打っていきます。
個人差がありますが、一定期間継続することにより頭痛回数が減少することが期待できます。
鍼灸での治療は1回5~6000円ぐらいです。
ヨガ
片頭痛が起こる要因は睡眠不足、ストレスによる肩や首の緊張、また過労、眼精疲労などが考えられます。
ヨガでは要因となる部位を無理なく動かし、血行を良くして緊張をほぐし改善を図ります。
また頭部に血液を送り込む動きで(アーサナ)脳内の血行を良くしさらに改善していきます。
ヨガにかかる費用は1ヶ月4回クラスで6000円前後で、一回にすれば1500円ほどになります。
片頭痛を和らげる重要なポイント
充分な睡眠を取る
睡眠不足になると頭痛発作が起こる頻度が増えてきます。
静かに目を閉じて、出来るだけ長く横になるようにしましょう。
また、睡眠前に軽く身体を伸ばすなどをして身体全身をほぐし、質の良い睡眠を取れるようにします。
肩こり、首こりを改善する
ゆっくり首を動かす。
腕を大きく時間をかけて回す。
等の動作で、肩こり・首こりを改善することができます。
ストレスを溜めない
筑波大学の征矢英昭教授は、スローな動きが脳の海馬を刺激して、ストレス解消になるとおっしゃってます。
スローウォーキングや瞑想などをして海馬を刺激し、ストレスを溜めないようにします。
片頭痛を和らげる対処法〜まとめ〜
頭部の検査を行なっても何も異常のない一次性頭痛の特に片頭痛の場合、強烈な吐き気や視野狭窄をともなう発作が起こった時にペインクリニックで処方された薬を飲んでも吐いてしまい、また予防するための薬とも中々縁が切れなくて薬に依存する生活が続いてしまいます。
鍼灸での治療も出張先や旅先とかでは適切な鍼灸院を探すのも大変です。
ヨガはセルフヒーリング(自分自身で治療する、癒す、回復する)です。
いつでもどこでも行うことができ、薬や人に頼る必要もないです。
自分の身体を自分で緩めることができるようになるヨガは、片頭痛改善に1番の近道なのではないかと思います。
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